デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長井時秀」の解説 長井時秀 ながい-ときひで ?-? 鎌倉時代の幕府官僚。長井泰秀(やすひで)の子。長井氏の嫡流として鎌倉にすむ。建長6年(1254)引付衆となり幕政にくわわる。正嘉(しょうか)元年山門(延暦(えんりゃく)寺)と寺門(園城(おんじょう)寺)の紛争の際,調停使として京都にいく。文永2年評定衆。宮内権(ごんの)大輔。通称は太郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
朝日日本歴史人物事典 「長井時秀」の解説 長井時秀 生年:生没年不詳 鎌倉中期の御家人。長井太郎,大江時秀とも。泰秀と佐々木信綱の娘との子。宮内権大夫,備前守を歴任。鎌倉幕府将軍藤原頼嗣・宗尊親王の側近として重用される。建長6(1254)年引付衆,さらに文永2(1265)年評定衆となり幕政に参画した。 (佐々木文昭) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報