日本歴史地名大系 「長喜城村」の解説 長喜城村ちようきじようむら 宮城県:仙台市旧宮城郡地区長喜城村[現在地名]仙台市長喜城霞目(かすみのめ)村の北東にあり、東は荒井(あらい)村。正保郷帳に田二二貫五五四文・畑七〇六文とあり、ほかに新田一〇貫六三三文。「封内風土記」に戸数一〇とあり、村鎮守は神明宮。当村品替百姓の権兵衛の祖長九郎は「国分白山」の神事で矢取を勤め、その当日は帯刀を許されたほか持高諸役御免で、屋敷名も矢取(やとり)屋敷と称した(安永風土記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by