長太郎坊主(読み)ちょうたろうぼうず

精選版 日本国語大辞典 「長太郎坊主」の意味・読み・例文・類語

ちょうたろう‐ぼうず チャウタラウバウズ【長太郎坊主】

宝暦年間(一七五一‐六四)、江戸市中を徘徊し、子どものなぶりものになった盲目の乞食。長太郎。
※談義本・根無草(1763‐69)一「地蔵(ぼさつ)は長太郎坊主同然に子共のなぶりものと落ちぶれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android