長尾無墨 ながお-むぼく
?-1894 明治時代の官吏,日本画家。
もと信濃(しなの)(長野県)高遠藩士。藩校進徳館の大助教。維新後は筑摩(ちくま)県につとめ,明治7年県権令永山盛輝にしたがい県下の教育事情をしらべ「説諭要略」にまとめた。退職後田能村竹田(たのむら-ちくでん)の門にまなび,雁(がん)の絵をよくした。明治27年11月3日死去。本姓は宇夫形。名は渲。別号に天雁。著作に「無墨山人百律」「善光寺繁昌記」。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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