長律(読み)ちょうりつ

精選版 日本国語大辞典 「長律」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐りつチャウ‥【長律】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 長い音律。〔晉書‐律歴志・上〕
  3. 漢詩近体詩で、律詩を長く伸ばした詩型。ふつう六韻一二句、八韻一六句のものが多いが、五十韻百韻にも達するものもある。五言長律が多く、七言のものは稀である。排律

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の長律の言及

【律詩】より

…最小限の4聯のものが狭義の律詩で,ふつう律詩といえば,これをさす。5聯以上のものを排律あるいは長律という。排律はほとんど五言にかぎられる。…

※「長律」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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