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排律 はいりつPai-lü

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

排律
はいりつ
Pai-lü

中国の詩体の一つ。長律ともいう。唐代に定まったいわゆる近体詩に属する。律詩の変形で,平仄 (ひょうそく) ,押韻などの規則はすべて詩と同じで,ただ1首が 10句以上から成り,首聯と尾聯を除く中間の各聯はすべて対句を用いる。1句が5言から成る五言排律が通常で,七言排律はまれである。 10句あるいは 12句の作品が多いが,100句以上のものもある。

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デジタル大辞泉の解説

はい‐りつ【排律】

漢詩の近体詩の一体。律詩を引き伸ばした、五言または七言の10句以上の偶数句からなる詩体。最初と最後とを除く他の聯(れん)がみな対句をなす。長律。

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大辞林 第三版の解説

はいりつ【排律】

中国の近体詩の一種。八句から成る律詩と区別して、一〇句、一二句、またはそれ以上の偶数句から成るものをいう。五言排律と七言排律とがある。長律。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の排律の言及

【韻律】より

…このサイクルをさらに1個以上組み合わせて近体を構成するが,2個以上組み合わされる場合でも,サイクルはもはや変化せず,同じパターンのサイクルが繰り返される。 サイクルが1個であれば絶句,2個であれば律詩,3個以上ならば排律である。近体においては最初の音歩が平仄のいずれかに定まれば,全体の韻律が定まってしまい,基本的には韻律は平起式と仄起式の二つしかない。…

【律詩】より

…最小限の4聯のものが狭義の律詩で,ふつう律詩といえば,これをさす。5聯以上のものを排律あるいは長律という。排律はほとんど五言にかぎられる。…

※「排律」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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