長暦寺(読み)ちようれきじ

日本歴史地名大系 「長暦寺」の解説

長暦寺
ちようれきじ

[現在地名]稲沢市福島町 大門

前野山と号し、真言宗智山派。本尊阿弥陀如来。天平一三年(七四一)国分寺国分尼寺建立の時、その四方に四ヵ寺を建立し、四楽寺と称した。南方の寺が長楽ちようらく寺で塔頭七ヵ寺も建立された。境内は東西一二七間・南北七五間と伝え、その後衰微し、永正一〇年(一五一三)中興開山真長が再建し長暦寺と改号した(稲沢市内寺院調)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android