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長期脳死 チョウキノウシ

デジタル大辞泉の解説

ちょうき‐のうし〔チヤウキナウシ〕【長期脳死】

臨床的脳死と診断された後、30日以上経過して心臓死となること。通常は脳死後数日で心停止に至るとされる。小児に多く見られることから、小児の脳死判定は慎重に行う必要があるとする意見が出されている。遷延性(せんえんせい)脳死。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

長期脳死

00年、厚生省(当時)研究班の報告書「小児における脳死判定基準」の中で初めて使われた言葉。脳の機能が失われた状態で、数日から数年にわたって生きる子どもたちがいる。ただし、日本では15歳未満の子どもに移植を前提とした法的脳死判定はできず、いずれも「脳死」と確定していない。04年の日本小児科学会のアンケートでは15歳未満の脳死症例(疑い含む)163例のうち、脳死状態と診断後、心停止まで30日以上経過した「長期脳死」は18例だった。

(2009-07-07 朝日新聞 朝刊 生活1)

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