臨床的脳死診断(読み)リンショウテキノウシシンダン

デジタル大辞泉 「臨床的脳死診断」の意味・読み・例文・類語

りんしょうてき‐のうししんだん〔リンシヤウテキナウシシンダン〕【臨床的脳死診断】

主治医等が治療方針を決定するために、患者が脳死となっている可能性が高いかどうか臨床的に診断すること。診断基準は法的脳死判定とほぼ同じだが、患者の脳に致命的な損傷を与える可能性がある無呼吸テストは行わない。臨床的脳死と判断し、臓器提供を行う場合は、さらに法的脳死判定を行う。
[補説]自発呼吸がない状態と認められることを前提とし、深昏睡、瞳孔の散大・固定、脳幹反射の喪失、平坦脳波を確認する。深昏睡とは、痛み刺激に対し全く反応しない状態、または痛み刺激に対して開眼・発語・運動しない状態。法的脳死判定の場合、これらの4項目を確認した後、最後に人工呼吸器を外して、自発呼吸が消失していることを確認する。

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