長櫃(読み)ナガビツ

デジタル大辞泉 「長櫃」の意味・読み・例文・類語

なが‐びつ【長×櫃】

衣服調度を入れる形の細長い櫃。棒を通して二人で担ぐ。
長方形炭櫃すびつ長炭櫃ながすびつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「長櫃」の意味・読み・例文・類語

なが‐びつ【長櫃】

〘名〙 形の長い櫃。長持のように二人して棒でかつぐもの。その両端三本ずつ六本の短い脚がついていた。
※竹取(9C末‐10C初)「玉の枝をばながびつに入れて、物おほひて持ちて参る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android