長江新村(読み)ながえしんむら

日本歴史地名大系 「長江新村」の解説

長江新村
ながえしんむら

[現在地名]高岡市長江

小矢部川下流の湾曲部、長慶寺ちようけいじ村の西方に位置。寛文年間(一六六一―七三)に開削された長江用水により、寛文四年村立てした。村名はこの地に江沼があったことに由来するという(越中志徴)。寛文一〇年の村御印の草高六八八石・免四ツ一歩(三箇国高物成帳)。川崩れにより延宝二年(一六七四)一二八石、寛延三年(一七五〇)一二一石余、また守山もりやま町での川掘りにより三一石余が検地引高となった(「高免等書上帳」折橋家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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