長淀村(読み)ながとろむら

日本歴史地名大系 「長淀村」の解説

長淀村
ながとろむら

[現在地名]久々野町長淀

飛騨川西岸木賊洞とくさぼら村の南に位置する。飛騨街道通り、天保八年(一八三七)高山の大坂屋吉右衛門が対岸なぎさ村に板橋を架けたが、文久年間(一八六一―六四)焼失し(久々野町史)石積みが残る。元禄飛騨国検地反歩帳に村名がみえ、高九石余、田二反余・畑一町四反余。「飛騨国中案内」によれば免は二割九分六厘、家数四、うち百姓三・地借一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android