日本歴史地名大系 「長町九丁目」の解説 長町九丁目ながまちきゆうちようめ 大阪府:大阪市浪速区長町九丁目[現在地名]浪速区日本橋(につぽんばし)五丁目長町八丁目の南に続く両側町で、南端部で鼬(いたち)川に今宮(いまみや)橋が架かる。同橋を境に今宮村となり、また街道は紀州街道と称されるようになる(天明七年「松平石見守殿御初入ニ付差出御覚書」京都大学蔵)。古くは長(なが)町茂助(もすけ)町と称したが、元禄六年(一六九三)長町九丁目と改称(大坂町之内町名替り候写など)。明暦元年(一六五五)の大坂三郷町絵図に茂介町とみえる。大坂三郷北組に属し、元禄一三年の三郷水帳寄帳によると屋敷数一二・役数一五役で、うち年寄分・会所分各一役が無役。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by