長策(読み)チョウサク

デジタル大辞泉 「長策」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐さく〔チヤウ‐〕【長策】

遠大なはかりごと。長計
「国力振作の―として」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉

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精選版 日本国語大辞典 「長策」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐さくチャウ‥【長策】

  1. 〘 名詞 〙 ( 馬に用いる長いむちの意から ) すぐれたはかりごと。遠大なはかりごと。良策遠計
    1. [初出の実例]「我公首唱行長策、正是安民活国年」(出典:真愚稿(1422頃か)次栖鳳軒因時事言懐韻)
    2. 「屡国家の長策を誤り社稷の真利を失ふなり」(出典:泰西国法論(1868)〈津田真道訳〉三)
    3. [その他の文献]〔史記‐呉王濞伝〕

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普及版 字通 「長策」の読み・字形・画数・意味

【長策】ちよう(ちやう)さく

長いむち。また、良計。〔史記、主父偃伝〕中國を靡敝(びへい)して、心を匈奴に快くするは、長策に非ざるなり。~秦の皇聽かず。に~暴兵露師すること十餘年。

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