長老内村(読み)ちようろううちむら

日本歴史地名大系 「長老内村」の解説

長老内村
ちようろううちむら

[現在地名]相馬市長老内

地蔵じぞう川北岸の台地上に位置し、東は新沼にいぬま浦を挟んで新沼村、西は塚部つかのべ村、北は仙台藩領のこまみね(現新地町)正保郷帳では田方九四石余・畑方一一石余。明暦二年(一六五六)の高一二三石余(相馬藩政史)元禄郷帳によると高一二二石余。なお、元禄検地高は一五四石余、ほかに新田一二石余がある(奥相志)。天明三年(一七八三)の家数一二、嘉永元年(一八四八)の家数一一(検地石高収納戸口等調)。文久元年(一八六一)の家数一一(うち治府士一・給人二)・人数七二(うち治府士一四・給人一二)、新沼浦内の子蓋こぶた島には塩場があった(奥相志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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