長者ヶ平古墳群(読み)ちようじやがなるこふんぐん

日本歴史地名大系 「長者ヶ平古墳群」の解説

長者ヶ平古墳群
ちようじやがなるこふんぐん

[現在地名]村岡町寺河内 長者ヶ平

湯舟ゆぶね川東岸の丘陵上に位置し、北の一号墳(標高二六六メートル)と南の二号墳(同二六二メートル)とは約五〇メートルの隔たりがある。湯舟川沿いの地は古くから山陰・山陽を結ぶ交通の要衝で、当古墳群の南方約三〇〇メートルには文堂ぶんどう古墳、湯舟川対岸の丘陵には北から高井たかい古墳・三之谷さんのたに一号墳・同二号墳があり、合せておよそ五世紀代から七世紀前半にわたる古墳群が形成される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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