長野蘇南(読み)ながの そなん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長野蘇南」の解説

長野蘇南 ながの-そなん

1873-1931 明治-昭和時代前期の医師,俳人
明治6年9月23日生まれ。日露戦争に従軍。陸軍軍医学校教官,京都の衛戍(えいじゅ)病院長などをつとめる。陸軍軍医監。退官後,大正12年京都で眼科医をひらく。15年俳誌「うづら」を創刊。遺句集に「蘇南遺唫」がある。昭和6年5月21日死去。59歳。熊本県出身。第一高等中学医学部(千葉大医学部の前身)卒。旧姓は愛甲。本名文治。別号に孤竹

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例