日本歴史地名大系 「長鳥村」の解説 長鳥村ながとりむら 新潟県:柏崎市長鳥村[現在地名]柏崎市東長鳥(ひがしながとり)・西長鳥(にしながとり)東は三島(さんとう)郡塚野山(つかのやま)村(現越路町)、西は矢田(やた)村・吉井(よしい)村、北は三島郡高鳥(たかとり)(現長岡市)、黒川(くろかわ)村(現刈羽郡刈羽村)、南は大広田(おおひろた)村。集落は長鳥川上流部に杉の入(すぎのいり)・平沢(ひらさわ)・峠(とうげ)・夏渡(なつわた)・大角間(おおがくま)・鷹之巣(たかのす)(以上東長鳥)、下流部に鼻田(はなだ)・岩之入(いわのいり)・中村(なかむら)・岳の下(たけのした)・山本(やまもと)・島(しま)(以上西長鳥)がある。康正三年(一四五七)六月一九日の北条広栄寺領寄進状写(専称寺文書)によると、北条(きたじよう)の専称(せんしよう)寺へ「永鳥条」の内「なかむね名」の「あさうひら」「ひこた」合計一千苅が北条城主北条広栄より寄進されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by