長鳥村(読み)ながとりむら

日本歴史地名大系 「長鳥村」の解説

長鳥村
ながとりむら

[現在地名]柏崎市東長鳥ひがしながとり西長鳥にしながとり

東は三島さんとう塚野山つかのやま(現越路町)、西は矢田やた村・吉井よしい村、北は三島高鳥たかとり(現長岡市)黒川くろかわ(現刈羽郡刈羽村)、南は大広田おおひろた村。集落は長鳥川上流部に杉の入すぎのいり平沢ひらさわとうげ夏渡なつわた大角間おおがくま鷹之巣たかのす(以上東長鳥)、下流部に鼻田はなだ岩之入いわのいり中村なかむら岳の下たけのした山本やまもとしま(以上西長鳥)がある。康正三年(一四五七)六月一九日の北条広栄寺領寄進状写(専称寺文書)によると、北条きたじよう専称せんしよう寺へ「永鳥条」の内「なかむね名」の「あさうひら」「ひこた」合計一千苅が北条城主北条広栄より寄進されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android