門ヶ町(読み)かどがつじまち

日本歴史地名大系 「門ヶ町」の解説

門ヶ
かどがつじまち

[現在地名]浜田市京町きようまち真光町しんこうちよう

浜田八町の一。東は蛭子えびす町、西は檜物屋ひものや町に続く東西町並で、南と北は原井はらい村。町の入口が十字路になっていたために付けられた町名という(浜田町史)。東西七二間・道幅二―三間両側に雨落溝をもつ道が通じている。檜物屋町との間に市庵いちあん小路という南北三一間・道幅九尺の小路もあった(天明元年「浜田町浦小路竪横間数改帳」浜田市立図書館蔵)。宝暦―明和年間(一七五一―七二)と推定される浜田城下町諸色申伝控(河上家文書)によると家数六三・竈数七六、天保七年(一八三六)の浜田御城下町諸事申伝帳(岩間家文書)では家数六四・竈数七九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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