閉籠(読み)へいろう

精選版 日本国語大辞典 「閉籠」の意味・読み・例文・類語

へい‐ろう【閉籠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 家などにとじこもって外に出ないこと。また、そのことを強制すること。へいろ。〔文明本節用集(室町中)〕
  3. 中世僧侶神人などが訴訟するときに示威行為として堂屋境内にたてこもること。閉門
    1. [初出の実例]「廃退行徒切塞道路之条者、為訴訟、山門之故実也。全非本堂霊場之閇籠、彼五仏・実相・浄行院等者、一門有訴訟之時、往古集会之場也」(出典建治三年日記(1277)七月二五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む