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開かれた社会とその敵 ひらかれたしゃかいとそのてきThe Open Society and Its Enemies

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

開かれた社会とその敵
ひらかれたしゃかいとそのてき
The Open Society and Its Enemies

批判的合理主義の代表的思想家である C.R.ポッパーが,ファシズムマルクス主義という2つの全体主義の思想史的源泉を探究した政治哲学書。 1945年刊。ポッパーは呪術的でタブーに満ちた「閉じた社会」と,批判的な態度をもち知性による非暴力的改善を目指す「開かれた社会」とを区別し,前者から後者への移行を押しとどめ閉じた社会にとどまろうとする哲学的伝統こそが全体主義をもたらすと批判した。具体的にはプラトンヘーゲルマルクスがこうした伝統に属する哲学者として厳しく分析されている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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