開堂(読み)カイドウ

デジタル大辞泉 「開堂」の意味・読み・例文・類語

かい‐どう〔‐ダウ〕【開堂】

禅宗で、新たに住職となった僧が、法堂はっとうを開き、最初説法を行う儀式

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精選版 日本国語大辞典 「開堂」の意味・読み・例文・類語

かい‐どう‥ダウ【開堂】

  1. 〘 名詞 〙 仏語法堂を開くこと。禅宗で、新しい住持が入寺してはじめて説法する儀式。開堂祝寿。開堂祝聖。
    1. [初出の実例]「須住持帖。及開堂䟽内資次。於堂内三板頭。安排斎粥座位」(出典:永平道元禅師清規(13C中)知事清規)

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