閑所・閑処(読み)かんじょ

精選版 日本国語大辞典 「閑所・閑処」の意味・読み・例文・類語

かん‐じょ【閑所・閑処】

〘名〙
① (「かんしょ」とも) 人のいない所。静かな場所
吾妻鏡‐治承四年(1180)六月一九日「武衛於閑所対面給」
私聚百因縁集(1257)五「昼は閑処(カンショ)に居し、自ら念仏し」 〔荘子刻意
便所手洗いかわや。雪隠(せっちん)。かんじょば。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android