閑院宮載仁(読み)カンインノミヤ コトヒト

20世紀日本人名事典 「閑院宮載仁」の解説

閑院宮 載仁
カンインノミヤ コトヒト

明治〜昭和期の皇族,元帥 陸軍参謀総長。



生年
慶応1年9月22日(1865年)

没年
昭和20(1945)年5月20日

出生地
京都府京都市

学歴〔年〕
陸士卒,陸大卒

経歴
伏見宮邦家親王の第16皇子。明治5年閑院宮家6代目継嗣となって同家を再興。11年親王宣下され、15年からフランス留学、中学、陸士、騎兵学校、陸大に学んで帰国。32年参謀本部に入り、欧州視察後、34年騎兵第2旅団長。日露戦争従軍、その後第1師団長近衛師団長から大正元年大将、軍事参議官、8年元帥。10年皇太子裕二親王(昭和天皇)のヨーロッパ訪問に指導役として隋行。昭和6〜15年参謀総長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「閑院宮載仁」の解説

閑院宮 載仁 (かんいんのみや ことひと)

生年月日:1865年9月22日
江戸時代-昭和時代の皇族;元帥
1945年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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