間の町(読み)あいのまち

日本歴史地名大系 「間の町」の解説

間の町
あいのまち

[現在地名]伊勢崎市本町ほんまち大手町おおてまち

伊勢崎城の裏(東)門前の南に位置し、本町中ほどの北にある。稲垣氏時代からの町。天和―貞享(一六八一―八八)の頃から藩の御用地・侍屋敷や足軽長屋などになった。「伊勢崎風土記」に「外郭の内間の町郭と呼ぶにも官所・士館・卒宅あり」とある。城の裏門地先を南へ折れる角に代官役所があり、南の本町通に至るまでの間に屋敷一三軒ほどがあった(寛永一九年「検地帳」伊勢崎市立図書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android