間怠こしい(読み)マダルコシイ

デジタル大辞泉 「間怠こしい」の意味・読み・例文・類語

まだる‐こし・い【間怠こしい】

[形]まだるっこい」に同じ。
竹杖をつく間も―・そうに急いで逃げてしまいました」〈芥川・竜〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「間怠こしい」の意味・読み・例文・類語

まだる‐こし・い【間怠こしい】

※二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉中「琴瑟和合の関々睢鳩のといふ語などは已に迂(マダル)しい

まだるっ‐こし・い【間怠こしい】

〘形口〙 「まだるこしい(間怠━)」の変化した語。
※上を見るな(1955)〈島田一男〉一三「それにしても、年寄りの話はまだるッこしくていけない…」

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