デジタル大辞泉 「麦酒」の意味・読み・例文・類語 ビール【麦酒】 オオムギの麦芽を粉にして水とともに加熱した糖化液に、ホップを加えてアルコール発酵させた醸造酒。ホップによる苦味と、含んでいる炭酸ガスによる泡立ちが特徴。ビヤ。ビア。《季 夏》「なまなかの雨のあつしや―のむ/万太郎」[類語]酒・酒類さけるい・酒類しゅるい・般若湯・アルコール・御酒・お神酒・銘酒・美酒・原酒・地酒・忘憂の物・醸造酒・蒸留酒・混成酒・合成酒・日本酒・清酒・濁酒どぶろく・濁り酒・生酒・新酒・古酒・樽酒・純米酒・灘の生一本・本醸造酒・吟醸酒・大吟醸・冷や卸し・屠蘇とそ・甘露酒・卵酒・白酒・甘酒・焼酎・泡盛・葡萄酒・ワイン・ウイスキー・ブランデー・ウオツカ・ラム・テキーラ・ジン・焼酎・リキュール・果実酒・梅酒・薬酒やくしゅ・みりん・白酒しろざけ・紹興酒・ラオチュー・マオタイチュー・カクテル・サワー・ジントニック・ジンフィーズ・カイピリーニャ・マティーニ ばく‐しゅ【麦酒】 麦を原料に醸造した酒。特に、ビール。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「麦酒」の意味・読み・例文・類語 ビール【麦酒】 〘 名詞 〙 ( [オランダ語] bier )[ 異表記 ] ビア・ビヤ 大麦の麦芽を水とともに加熱して糖化した液にホップを加え、さらに酵母を加えて発酵させたアルコール飲料。アルコール分の希薄なものが多く、ホップ特有の苦味がある。《 季語・夏 》[初出の実例]「麦酒給見申候処、殊外悪敷物にて、何のあぢはひも無御座候。名はヒイルと申候」(出典:和蘭問答(1724)) ばく‐しゅ【麦酒】 〘 名詞 〙① 麦を原料として醸造した酒。〔和英語林集成(初版)(1867)〕 〔後漢書‐范冉伝〕② 特に、ビールをいう。[初出の実例]「麦酒の醸場あり」(出典:輿地誌略(1826)一) むぎ‐ざけ【麦酒】 〘 名詞 〙 麦で醸造した酒。また、麦を原料とした酒。〔塵芥(1510‐50頃)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
飲み物がわかる辞典 「麦酒」の解説 ビール【麦酒 beer/bier(オランダ)】 大麦麦芽を発酵させ、ホップで風味を付けてつくる発泡性の醸造酒。乾燥した麦芽を砕いて適温に温めた水に浸し、麦芽に含まれる酵素を働かせてでん粉を糖化する。この液体にホップを加えて煮沸し、麦汁(ばくじゅう)とする。これに酵母を加え、発酵により糖分がアルコールと炭酸ガスに分解された状態のものを熟成させて製する。ホップに由来する香りと苦み、炭酸ガスによる爽快な飲み心地が特徴。麦芽・ホップ・水以外のものを用いることもあるが、酒税法では使用できる物品(麦、米、とうもろこし、こうりゃん、ばれいしょ、でんぷん、糖類又はカラメル)と使用割合(麦芽の重量の50%以下)が規定されている。アルコール度数は3~8度のものが多く、日本の大手メーカーで製造されるものでは5度がもっとも一般的。 ばくしゅ【麦酒】 麦を醸造した酒。普通、ビールをいう。 出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報 Sponserd by