竹杖(読み)たけづえ

精選版 日本国語大辞典 「竹杖」の意味・読み・例文・類語

たけ‐づえ‥づゑ【竹杖】

  1. 〘 名詞 〙 竹で作ったつえ。ちくじょう。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「いつもの竹杖が粗朶といっしょに焼け残ってる」(出典:銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉前)

竹杖の補助注記

色葉字類抄」に「笻 タカツエ 以竹為杖也」とある。


ちく‐じょう‥ヂャウ【竹杖】

  1. 〘 名詞 〙 竹の杖(つえ)。たけづえ。
    1. [初出の実例]「右手当胸執竹杖左手垂膝」(出典:参天台五台山記(1072‐73)三)
    2. [その他の文献]〔漢書‐費長房伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「竹杖」の読み・字形・画数・意味

【竹杖】ちくじよう

竹の杖。

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