関の清水(読み)セキノシミズ

デジタル大辞泉 「関の清水」の意味・読み・例文・類語

せき‐の‐しみず〔‐しみづ〕【関の清水】

滋賀県大津市、逢坂おうさかの関跡付近にあった清水関水。[歌枕
「手もたゆく扇の風もぬるければ―にみなれてぞゆく」〈曽丹集

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精選版 日本国語大辞典 「関の清水」の意味・読み・例文・類語

せき【関】 の 清水(しみず)

  1. 滋賀県大津市、逢坂関跡付近にわき出ていた清水。歌枕。関水。
    1. [初出の実例]「手もたゆく扇の風もぬるければせきのし水にみなれてぞゆく」(出典:曾丹集(11C初か))

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