関の藤川(読み)セキノフジカワ

デジタル大辞泉 「関の藤川」の意味・読み・例文・類語

せき‐の‐ふじかわ〔‐ふぢかは〕【関の藤川】

岐阜県不破郡関ヶ原町にある旧跡不破ふわの関付近を流れる藤古川のこと。[歌枕
美濃国―絶えずして君につかへむ万代よろづよまでに」〈古今・神遊びの歌〉

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精選版 日本国語大辞典 「関の藤川」の意味・読み・例文・類語

せき【関】 の 藤川(ふじがわ)

  1. 岐阜県南西端、関ケ原町の旧跡不破関付近を流れる藤古川のこと。藤川
    1. [初出の実例]「みののくにせきのふぢがはたえずして君につかへん万代までに〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)神あそびの歌・一〇八四)

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