不破の関(読み)フワノセキ

デジタル大辞泉 「不破の関」の意味・読み・例文・類語

ふわ‐の‐せき〔ふは‐〕【不破の関】

岐阜県不破郡関ヶ原町にあった関所東山道を押さえる要地にあった。越前愛発あらちの関伊勢鈴鹿すずかの関とともに古代三関の一。[歌枕

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不破の関」の意味・読み・例文・類語

ふわ【不破】 の 関(せき)

古代三関の一つ。岐阜県不破郡関ケ原町松尾、大木戸坂の上に関跡がある。古代、東山道を押える要地にあたった。延暦八年(七八九廃止。歌枕。不破の関屋
万葉(8C後)二〇・四三七二「荒し男(を)も 立(た)しや憚る 不破乃世伎(フハノセキ)(く)えてわは行く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android