関吉の疎水溝(読み)せきよしのそすいこう

百科事典マイペディア 「関吉の疎水溝」の意味・わかりやすい解説

関吉の疎水溝【せきよしのそすいこう】

鹿児島県鹿児島市北東部,幕末に築造された用水路旧集成館で使われる水車に水を供給するために掘られたもので,稲荷川の上流関吉(現・鹿児島市川上町)で取水した水を約8kmに渡って導水工場の動力以外に灌漑用水としても利用された。2015年,〈明治日本の産業革命遺産 製鉄製鋼造船石炭産業〉の構成資産の1つとして世界文化遺産に登録。→鹿児島藩

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