世界文化遺産(読み)セカイブンカイサン

共同通信ニュース用語解説 「世界文化遺産」の解説

世界文化遺産

国連教育科学文化機関(ユネスコ)が世界遺産条約に基づき、歴史的建造物遺跡などを人類共通の財産として登録する。各国の候補推薦を受け、諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)が事前審査して「登録」「不登録」などと勧告。ユネスコ世界遺産委員会が可否を審議する。推薦書は毎年9月末までに任意で提出する暫定版と、翌年2月1日が締め切りの正式版がある。世界遺産1223件のうち文化遺産は952件で、日本には「姫路城」(兵庫県)、「原爆ドーム」(広島県)など21件ある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「世界文化遺産」の意味・わかりやすい解説

世界文化遺産
せかいぶんかいさん

ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産条約に基づき「世界遺産リスト」に登録されている、優れた普遍的価値をもつ建築物や遺跡など。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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