関西棋院(読み)かんさいきいん

百科事典マイペディア 「関西棋院」の意味・わかりやすい解説

関西棋院【かんさいきいん】

1950年橋本宇太郎らが日本棋院から独立して大阪に設立した団体。所属棋士の昇段を決める大手合(おおてあい),関西棋院選手権戦など各種の棋戦を催すほか,日本棋院との交流手合も行う。
→関連項目

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世界大百科事典(旧版)内の関西棋院の言及

【碁】より

…そして39年にはタイトル戦としての本因坊戦が開始され,世襲家元制に事実上のピリオドが打たれた。多少の曲折はあるものの,以後の碁界は日本棋院と,50年橋本宇太郎を総帥として独立した関西棋院とを軸として動いていく。
[現代の名棋士]
 昭和前半の碁界は,1928年来日した北京生れの呉清源(1914‐ )の活躍が目を引く。…

【日本棋院】より

…専門棋士の総数は合わせて270名(1984現在)。なお,関西棋院は1950年に日本棋院から分離独立した別組織で,日本棋院との交流手合のほかに独自の大手合,新聞棋戦を開催している。【林 裕】。…

※「関西棋院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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