闊達自在(読み)カッタツジザイ

デジタル大辞泉 「闊達自在」の意味・読み・例文・類語

かったつ‐じざい〔クワツタツ‐〕【×闊達自在】

度量が広く、思いのままであること。細かなことにこだわらず、心のままにふるまうこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「闊達自在」の解説

闊達自在

度量が大きく物事にこだわらず、思いのままであること。こせこせしないで心のままであること。

[使用例] 簡素なるものも豪華なるものも共に俗悪であるとすれば、俗悪を否定せんとしてなお俗悪たらざるを得ぬ惨めさよりも、俗悪ならんとして俗悪である闊達自在さがむしろ取柄だ[坂口安吾日本文化私観|1942]

[使用例] しかし、孔子に在るものは、決してそんな怪物めいた異常さではない。〈略〉闊達自在、いささかの道学者臭も無いのに子路は驚く[中島敦弟子|1943]

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