闕所物(読み)けっしょもの

精選版 日本国語大辞典 「闕所物」の意味・読み・例文・類語

けっしょ‐もの【闕所物】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代闕所によって官に没収された財産うち貨幣をのぞく物品をいう。闕所物を払い下げた代金領主の臨時収入であったが、その用途は一様でなかった。闕所品。〔地方凡例録(1794)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android