闘竜灘と鮎漁(読み)とうりゅうなだとあゆりょう

事典 日本の地域遺産 「闘竜灘と鮎漁」の解説

闘竜灘と鮎漁

(兵庫県加東市上滝野)
加東遺産指定の地域遺産。
闘竜灘は、流紋岩質凝灰岩が加古川の河底一面に広がり、巨龍の躍動に似たところから名づけられた名勝。この地形を利用した筧漁は、筧(かけい,木樋のこと)によって流水を引き込み人工の滝を作り、滝を昇る鮎を仕掛け穴へ落とし込む漁法で、江戸時代より継承されている

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android