闘鶏台遺跡(読み)とうけいだいいせき(その他表記)Dou-ji-tai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「闘鶏台遺跡」の意味・わかりやすい解説

闘鶏台遺跡
とうけいだいいせき
Dou-ji-tai

中国陝西省宝鶏県の南東 7.5kmの闘鶏台付近にある遺跡。清の光緒 27 (1901) 年,闘鶏台の渭水にのぞむ台地上からへん禁 (へんきん) と呼ばれる殷末,周初の銅器が発見された。また 1934~37年に国立北平研究院によって,陳宝祠後,戴家溝東,戴家溝西の3地点が調査され,戴家溝東区で新石器時代竪穴のほか,周および漢の墓葬 104基が発掘された。これらの墓葬は当時,蘇秉埼によって瓦鬲墓,屈肢葬墓,洞室墓の3時期に区分された。

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