防火線(読み)ボウカセン

デジタル大辞泉 「防火線」の意味・読み・例文・類語

ぼうか‐せん〔バウクワ‐〕【防火線】

火災延焼を防ぐために設けられる細長い空地。防火帯。

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精選版 日本国語大辞典 「防火線」の意味・読み・例文・類語

ぼうか‐せんバウクヮ‥【防火線】

  1. 〘 名詞 〙 火災の延焼を防ぐため、ある広さを空地にした地帯
    1. [初出の実例]「防火線を切明けし尾根に」(出典:幸木(1948)〈半田良平〉昭和一一年)

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世界大百科事典(旧版)内の防火線の言及

【山火事】より

…森林法では,森林内やその周辺での火入れについて事前の申請を義務づけており,許可を与える場合は,防火に必要な人員の配置と消防用具の準備,水の確保などについて指示を与える。その他の予防的措置として,防火線の設定,防火林帯の造成,幼齢林の下刈り,枝打ち,林道や歩道の整備,貯水施設の配置,入林規制,喫煙場所の設置,見張りやパトロールによる早期発見体制の確立などがある。また消防隊の編成,訓練,通報施設の整備も必要である。…

※「防火線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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