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防疫線 ぼうえきせんCordon Sanitaire

翻訳|Cordon Sanitaire

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

防疫線
ぼうえきせん
Cordon Sanitaire

第1次世界大戦後,西ヨーロッパ諸国がボルシェビズムの西方への浸透を恐れて,ソ連周辺の諸国を強化し,西漸を阻止するために行なった緩衝政策。ポーランドや小協商諸国へのフランスの援助はその一環。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

防疫線
ぼうえきせん
cordon sanitaireフランス語

本来は公衆衛生用語で、疫病発生地域に対する公権力による流行防止措置を意味するが、転じて、革命ロシアのボリシェビズムの西欧への浸透を封じ込める思想を表すフランスの伝統的な外交用語。1920年代初頭、フランスは「防疫線」形成のため、ポーランドおよび小協商諸国に接近し、東・中欧に同盟体系を構築した。これは同時にドイツの「間接侵略」に備える機能をもつものであった。[植田隆子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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