防閑(読み)ぼうかん

精選版 日本国語大辞典 「防閑」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐かんバウ‥【防閑】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「防」「閑」はともに防ぐ意 ) 防ぐこと。防御
    1. [初出の実例]「聖朝修其帷薄、立其防閑」(出典本朝文粋(1060頃)二・意見十二箇条〈三善清行〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「防閑」の読み・字形・画数・意味

【防閑】ぼう(ばう)かん

防ぎはばむ。〔詩、斉風、猗嗟、序〕猗嗟(いさ)は、魯のを刺(そし)るなり。~魯の、威儀技り。然れども禮を以て其の母を防閑すること能はず。~人以て齊侯の子と爲す。

字通「防」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android