阿保親王塚古墳(読み)あぼしんのうづかこふん

日本歴史地名大系 「阿保親王塚古墳」の解説

阿保親王塚古墳
あぼしんのうづかこふん

[現在地名]芦屋市翠ヶ丘町

JR芦屋駅北東約一キロ、みや川左岸のみどりおか台地に位置。標高二八メートル。平城天皇の皇子阿保親王の墓と伝え現在は宮内庁の管理下にあるが、四世紀後半の古墳と推定されている。昭和一一年(一九三六)の測量図(宮内庁書陵部蔵)によると直径約三六メートル・高さ約三メートルの円丘を方形区画が囲み、その間に部分的に周濠らしきものがみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android