阿僧村(読み)あそうむら

日本歴史地名大系 「阿僧村」の解説

阿僧村
あそうむら

[現在地名]由比町阿僧

由比川中流右岸から西方浜石はまいし(七〇七・一メートル)にかけての広い山地を村域とし、東は同川を隔てて東山寺ひがしやまでら村。慶長六年(一六〇一)の彦坂光正年貢割付(由比家文書)によると麻生村の高九八石余。同八年・一一年の井出正次年貢請取状(同文書)には阿僧村、同一四年と考えられる検地帳(阿蘇宇神社蔵)には麻生村とあり、江戸時代初期には両表記が混用されていた。元禄郷帳によると高一一七石余。領主変遷由比宿に同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 氏神 集落

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む