阿諏訪村(読み)あすわむら

日本歴史地名大系 「阿諏訪村」の解説

阿諏訪村
あすわむら

[現在地名]毛呂山町阿諏訪

滝野入たきのいり村の南、毛呂川の支流阿諏訪川流域の山間村。慶長二年(一五九七)に「入西郡高麗領之内阿諏訪村」の検地が行われた(風土記稿)。田園簿に村名がみえ、田高四八石余・畑高一〇九石余で幕府領、ほかに紙舟役一四三文を上納。寛文八年(一六六八)検地があり、検地帳(毛呂山町史)は一部欠ではあるが田六町二反余・畑屋敷四四町八反余と記される。元禄郷帳では高一九六石、国立史料館本元禄郷帳によると旗本酒井領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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