隔年(読み)カクネン

デジタル大辞泉 「隔年」の意味・読み・例文・類語

かく‐ねん【隔年】

1年、間をおくこと。1年おき。「隔年開催」

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精選版 日本国語大辞典 「隔年」の意味・読み・例文・類語

かく‐ねん【隔年】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 年の境目一回または何回か隔てること。一年、または、数年隔てた年。隔歳
    1. [初出の実例]「隔年別涙露雖旧、今夜行衣雲自浮」(出典:類聚句題抄(11C中)牛女有秋期〈菅原宣義〉)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐奉待厳大夫詩〕
  3. ( 特に、次の年を間にはさむ意で ) 次々と、間の一年をとばしていくこと。一年おき。隔歳。
    1. [初出の実例]「小身人の悲しさは隔年(カクネン)のお江戸詰」(出典:浄瑠璃・堀川波鼓(1706頃か)上)

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普及版 字通 「隔年」の読み・字形・画数・意味

【隔年】かくねん

一年おき。

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