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阿部真造 あべ しんぞう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

阿部真造 あべ-しんぞう

1831-1888 幕末-明治時代の宗教家。
天保(てんぽう)2年生まれ。唐(とう)通事書記となるが,洗礼をうけてプティジャン版教書などの出版にあたる。明治2年浦上信徒弾圧事件で香港にのがれた。帰国後,神道に転じ教導職となった。明治21年3月21日死去。58歳。肥前長崎出身。本名は貞方良助(輔)。通称は次平太。著作に「夢醒(むせい)真論」など。

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(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

阿部真造

没年:明治11.3.21(1878)
生年:天保2(1831)
江戸後期・明治初期のキリスト教徒。慶応3(1867)年ごろキリシタンに改宗,伝道師。本名貞方良輔。長崎の唐通事書役の家に生まれる。カトリック日本名義司教プティジャンの教書印刷に貢献。明治2(1869)年護教書『夢醒真論』で政府の信仰弾圧を批判。翌年マラッカピナンに避難した神学生に同行,帰国後も横浜で国漢を教授,出版に従事したが,同5年2月突然,出奔し棄教,教導職に採用され『弁正洋教』でキリシタンを排した。彼の入信と棄教を巡って諸説あるが謎も多い。<参考文献>片岡弥吉「阿部真造について」(『キリシタン研究』6号),海老沢有道「維新前後における一知識人の足跡」(『維新変革期とキリスト教』)

(片岡千鶴子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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