阿騎(読み)アキ

デジタル大辞泉 「阿騎」の意味・読み・例文・類語

あき【阿騎/安騎】

奈良県宇陀うだ市大宇陀地区あたりの古名上代猟場。[歌枕
「み雪降る―の大野に」〈・四五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「阿騎」の意味・読み・例文・類語

あき【阿騎・安騎】

  1. 奈良県宇陀郡大宇陀町、阿紀神社のあたりの古地名。上代の狩場。吾城。
    1. [初出の実例]「阿騎の野に宿る旅人うち靡き眠(い)も寝(ね)らめやもいにしへ思ふに」(出典万葉集(8C後)一・四六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android