降月(読み)くだりづき

精選版 日本国語大辞典 「降月」の意味・読み・例文・類語

くだり‐づき【降月】

  1. 〘 名詞 〙 秋、満月が次第に欠けてゆくこと。多く、陰暦十八夜頃から二十一、二夜までの月をいう。⇔上月(のぼりづき)。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「いざしら雲のくだり月の、都なれや東山」(出典:光悦本謡曲・小塩(1470頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む