限限(読み)ぎりぎり

精選版 日本国語大辞典 「限限」の意味・読み・例文・類語

ぎり‐ぎり【限限】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) それを限度として、それ以上また、それ以外には余地のないこと。また、そのさま。極限
    1. [初出の実例]「ぎりぎりの所でときはいろをかへ」(出典:雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一三上)
    2. 「横浜にはギリギリに帰れるかどうか」(出典:海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹〉二九)

かぎり‐かぎり【限限】

  1. 〘 名詞 〙 死に際
    1. [初出の実例]「かぎりかぎりと見ゆるまで、いみじうわづらはせ給へば」(出典:栄花物語(1028‐92頃)鳥辺野)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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