デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「院実」の解説 院実 いんじつ ?-? 平安後期-鎌倉時代の仏師。院尊の子。平氏にやかれた奈良興福寺の復興に父とともにたずさわる。建久2年(1191)同寺南大門仁王像の制作をめぐって康慶とあらそう。5年父にしたがい,東大寺大仏の光背をつくる。正治(しょうじ)2年法印となった。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例